2.設置してみよう 【ベタの飼い方】

ここでは、上記1の「用意するもの」のうち、(1)の「最低必要なもの」を中心に設置の手順を説明していきたいと思います。
また、(2)の「出来ればあったほうが良いもの」のうち、pH検査薬などは、各所にて注記していきたいと思います。

(1)名前をつけよう♪


(まだ準備していない方は、後節3「ベタを用意しよう」にて、購入してからです)

せっかく出合ったベタです。これも何かの縁だと思って、あなたの気にいった名前をつけてあげることにしましょう。
ここでは、「ベーター」と名付けることにしましょう。これで、ベタにも一層愛着がわくってもんです。



(2)水を用意しよう


水槽に入れる水を用意します。水道水(上水道)を使用するため、そこに含まれている塩素を除去する必要があります。
そしてベタが住める水質にすることが必要です。
今回は、水槽の他に換水用のバケツを用意します。立ち上げは直接水槽に水を張っても良いのですが、あえて、水を用意することから入りたいと思います。
@ バケツを洗う
いきなりバケツに水を入れる前に、しっかりと台所用中性洗剤で洗ってください。
良くすすぎ、泡・洗剤成分を完全に落としてから水を汲みます。
次節「(3)水槽をセッティングする」でもそうですが、洗剤が完全に落ちていないまま使用すると、水槽内に洗剤が入ってしまい、時にはベタが死にます!

A 水を汲む
バケツがきれいになったら、そこへ水道水(上水道)をためて下さい。今回使用する水槽は30cmなので、その水槽の8分目くらいの水を用意すれば良いでしょう。

そして、前節1(1)「最低必要なもの」で準備しておいた”水温計”をバケツ内部の水中に貼り付けておきます。このまま一晩から2日ほどでカルキが抜け、使用できる水になります。

また、今回はバケツに水をためて2日ほど置いておくので、カルキ除去剤は使用しませんが、後節「 急な水換え・冬場の水換え」で説明します。

更に、次節(3)で洗った水槽に直接水を汲んでおくほうが簡単ですが、ここではあえて、バケツへ水を用意することから説明しました。




(3)水槽をセッティングする


水槽にはいきなり水を入れてはいけません。目に見えない埃や、場合によってはカビや細菌などが付着していることもあります。
特に購入したばかりの水槽は、しっかり手間をかけてから使用するようにしましょう。

@ 水槽を洗おう
まず、水槽と、台所用の中性洗剤、スポンジ(できればベタ専用に)を用意しましょう。
水槽に水またはお湯をかけ、洗剤できれいに洗います。水槽の内部にテープの糊などがついていれば、それもしっかり落としておいて下さい。
A 水槽をすすごう
洗い終わったら、しっかりとすすぎ、良く洗剤を落として下さい。これが出来ていない場合、洗剤が水槽内に残って、時にはベタが死にます。

・・・・・(;°°)ウッ!  でも、脅しじゃありませんので、注意が必要です。
B ヒーターをセットしよう!
※水槽に水を入れる前に電源は入れないで下さい。

さて、これで、水も水槽も準備が出来ました。バケツにためて置いた水を水槽に入れる前に、確認することがあります。

用意しておいたバケツの水温計を見てください。

ここで25度以上の水温であればヒーターはまだ必要ありません。というのも、ベタは熱帯魚であり、飼育に適した水温は25度前後と覚えておいて下さい。よって、水温が25度よりも低くなり始める秋口から春にかけては、ヒーターをセットします。ここでもヒーターを設置する前に良く洗浄することを忘れないようにしましょう。

また、洗浄したときには、必ず洗剤を良く洗い流してください。これが出きていないと、時にはベタが死にます!

ヒーターは、ベタが触ってやけどをしないように、少々傾けて設置するほうが良いかもしれません。吸盤付きのヒーターであれば、水槽の壁にそのまま張り付ければOKです。詳しくはヒーターの取扱説明書を読んで下さい。なかには、「ヒーターはできるだけ水平にセット・・・」と明記されているものもあるでしょう。「できるだけ水平に」セットしておくほうが良いかもしれません。。。σ(^^)
C 水を入れよう
(水を入れる・水温計を取り付ける・エアレーションをかける)

ヒーターをセットしたら、次に水槽の下の方の温度が分かるように、水温計をセットします。バケツについている水温計を取り出して、水温計が水槽の下の方に来るようにセットしましょう。余裕があれば、水温計は2本用意して、水槽の下部と、上部の温度が分かるようにそれぞれセットしておくと便利です。

さて、いよいよ水を入れます。

バケツに汲み置きしておいた水を、水槽に移し換えましょう。このとき、水槽一杯に水を入れないように注意して下さい。
8分目くらいまで入っていれば良いと思います。これで水深は15cmから20cmまでの範囲に来ると思います。
D フィルターやエアレーションの準備

水を入れたら、次はエアレーションの準備です。

1(1)「最低必要なもの」で用意しておいたものですが、今回はエアストーンではなく、スポンジフィルターをおすすめしました。

エアレーションは、水の循環や水中へ空気(酸素)を送り込む役割をします。また、スポンジフィルターを使用することにより、水槽内を濾過する役割をしたり、スポンジに根付くバクテリアの働きにより、ベタのフンから発生するアンモニアを分解する働きがあるという程度に分かっていれば良いと思います。

バクテリアについて・・・

魚の老廃物はアンモニアとして排泄されています。そのアンモニアは魚にとって猛毒です。そして、そのアンモニアを亜硝酸に分解するため にバクテリアが活躍するのですが、実はこの亜硝酸も魚にとっては有害なのです。

ところが、この亜硝酸を更に硝酸へと分解するバクテリアが活躍するのです。そうすると、水中の硝酸濃度は限りなく0に近づいてきます。しかしながら、ここまでは1ヶ月ほどの期間を要することになります。アンモニアを分解するバクテリアは水槽設置後4〜5日で発生します。

また、亜硝酸を分解するバクテリアは2週間から1ヶ月で働き始めるのでそのころには水槽も安定してくることでしょう。ただし、そこへたどり着くまでに、水質に適応できない魚達は死んでしまうことも少なからずあると いうことを覚えておいて下さい。

では、ポンプにチューブを接続し、その先端にスポンジフィルターを取り付けましょう。
※スポンジフィルターは、一度カルキを抜いた水で軽く絞って、水槽内の水を含ませておくと良いでしょう。

取付けは、キスゴム(吸盤)付きのフィルターでしたら、水槽内のどちらかの端にセットします。 ヒーターからでた熱を、水槽内にくまなく循環できる位置が良いと思います。(30cm水槽であれば、どこでも平気だと思いますが・・・。)

そして、重要なのは、ポンプは水槽よりも高い位置に置くようにするということです。でないと、水槽から逆流した水が、ポンプ内に浸入し、壊れる原因となります。

さぁ、これでセッティングの完了です。ヒーターと、ポンプの電源を入れて下さい。
どうでしょうか?ヒーターが作動していれば、水中にモワモワとしたものが立ち上るはずです。これは、水を加熱しているために出る現象なので、異常ではありませんから大丈夫です。

続いて、エアレーションの具合はいかがでしょうか?ブクブクと空気が送り込まれていますか?これで水槽内の水が循環し均一に温まってきます。

あまりエアレーションの勢いが強いのであれば、「二股分岐」を使って、エアーの量を調整することも考えましょう。ベタはあまり強い水流は好みませんので、おだやかで、ちょっとよどんだ感じにしておくのがベストです。
少し流れを作り、ベタの運動を促進するという方法もありますので、参考までに・・・

そして、このままの状態で、水温が安定し、フィルターにバクテリア(※)が繁殖するまで4〜5日待ちます。
通常バクテリアを活性させるために、パイロットフィッシュというものを使います。 実験的に入れる魚のことで、適応力の強い魚を選ぶと良いでしょう。グッピーやアカヒレ、そして、ベタも水質悪化に強い魚として挙げられます。

この入門編では、あくまでもフィルターの機能や種水としての水作りを重視して時間をとっています。

パイロットフィッシュを入れない場合、バクテリアが十分に活性化しない場合が多いですが、水は十分に柔らかくなって来ます。

種水がしっかりしていないと、ビンでも水槽でも簡単には飼育できません。。。まさに、命の水ですね。

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