我が家流節約術 04

まるるペットDEフィルター

まるる流の手作りフィルターです。
ここでご紹介するタイプのもので、水深は25cmくらい必要なため、60cm以上の水槽に対応しています。
作り方で説明する部品を1.5Lペットボトルではなく、500mlタイプにしたり、重りとなる石の使い方で横置きにもできるので、水深があえば、60cmでなくても使えると思います。

ただし、メリットの保障はできません。あくまでもど素人の判断ですので。。。


必要なもの

括弧内( )は私が今回使用した材料の金額です。

チューブ
ポンプからフィルターまでの長さが必要です。
4.5mで380円
(1m84円)


カッター
(Myカッターで0円)

エアストーン
今回は2種類用意しました。
今回は小さい方(左)を1個使用しました。
(50円)

ホース
外径22mm内径18mm
30cm位で充分です。
(42円/30cm)

1500mlPETボトル
とりあえず1本
(廃品利用0円)

フィルターマット
2枚です。
これは6枚入りで298円でした。
(99円/2枚)

フィルター用濾過砂利
適量です。
(既存水槽のものを利用したため0円)

  このほか、@万能はさみ(0円)・A穴をあけるためのドリル又は先のとがったもの(0円)・B油性マジック(0円)が必要です。
  @はさみは大きくて使い易く、疲れないものがお勧めです。
  A穴あけは、+ドライバーなどをライターで熱し、それをあててあけることが可能です。(ただし時間はかかりますが。。。(^^;;;)
制作費用合計:275円
フィルターを買うと、60cm水槽用のスポンジフィルターで1000円前後するため、費用は約4分の1程度になります。
ということは、4本作ってフィルター1個分・・・?かなりお得なフィルターだと思いますが、外観は気にしない方にのみお勧めです。(笑)

作り方(「スタート地点」から右方向へ進み、左下へ。。。)

スタート!

マットを取り出します。

とりあえずフィルターの長さを決めるため、マットをあててみましょう。

マットの長さに合わせてマジックで印をつけます。

このあたりです。
クリック(拡大)して確認してみてください。

そこからカッターかハサミでカットします。

大体、上下同じ長さになりました。

今度は上の部分のくびれたところからカットします。参考までに印をつけました。

これがカット後です。

こんな感じにカットできればOKです。

マットと長さを比べてみました。

このあたりにマットが入ることになります。

次は穴開けの準備です。ボトルとホースに穴を開けますが、ドライバーを熱して開けることも可能です。時間はかかりますが・・・。

今回は5.5mmのドリル刃を使用しました。

次にボトルの下の部分にフィルター部分の四角い穴を開けます。
斜線の所がそうです。

このようにカッターでカットし・・・

・・・残りはハサミで切り取るほうが楽です。

このようになればOKです。均等に4箇所開ければOKです。柱になる部分は1.5cm〜2cmあれば充分な強度になると思います。

一度上下を合わせ、ホースを差し込んで長さを決めます。

このような長さにホースはカットしておきます。

ホースのフィルターマットをあてる部分に穴開けを施します。
穴開けは、ドリルがなければ、カッターで両方向からカットすると良いでしょう。

このようにどんどん開けて行きましょう。
指には開けないように注意しましょうね。(^^;;;

私の場合、8方向から12個位ずつ開けましたので、約100個です。

砂利を用意します。量的には、PETボトルの下のところに入る程度で良いでしょう。

このようにジャラッろ入れちゃって下さい。
使い始めであれば、良く洗いましょう。

こんな感じで入っていればOKです。

次にマットをこのように2枚重ねて置きます。

ホースの穴の開いているほうを2cm位出して置きます。

ここから巻き始めます。

すると、このようになります。上に来るほうは少し細くなっているはずですね。

先ほど2cm位出したホースの先端を濾過用の砂利に埋めるようにフィルターマットをセットしてみましょう。

フィルターマットがはみ出さないように気を付けてセットします。ま、簡単ですが・・・。(^^;;;

巻いたマットの端の部分がPETボトルの壁の所に来るようにすると、綺麗に収まります。

このようにマットの端の部分を調整しましょう。

下の方も微調整しておきます。

上の部分も綺麗に収まるように良く押し込んでおきましょう。

ここで、一度上部キャップをしてみましょう。

このようになれば完璧です。ホースは22mmでボトルの口径にぴったりです。

次に引っ掛け爪を作ります。この部分に5mm〜1cm位の切り込みを入れます。

これを3〜4箇所作ります。

拡大してご覧頂ければ分かり易いと思います。

この爪を内側に折り曲げてボトルの下の部分に引っ掛けます。

お分かりでしょうか?
キャップの爪を下の部分に引っ掛けて外れないようにします。

ここまででほとんど完成です。これがフィルター本体となります。ホースの長さは水深に合わせて用意すれば便利でしょう。

今回はエアストーンを2種類用意しました。
これをチューブにつないでホース内部に落とします。

こちらでは内径とほぼ同じです。細かい泡が良ければこちらのエアストーンで・・・。

こちらはジャストサイズです。
泡の大きさは多少ばらつきますが、フィルター用としては充分だと思います。
思ったより、良く出来ました!
いよいよ完成です。
あとは応用次第で、大きいモノも小さいモノも作ることができますね。

これが完成品です。
チューブ先端をポンプにつないで水槽内に沈めれば立派なフィルターになります。

いかがでしょうか。
今回作ったフィルターはこれで60cm前後の水槽に対応できると思います。500mlボトルで同じように作れば30cm水槽でも使えると思います。

一応、私が種水用に使っている60cmサブタンクに入れて様子を見てみましたが、これまでのフィルター(3連スポンジタイプ)と比べてみると、水流はやや大きくなったような気がします。

ホースの吐出口を斜めにカットしてあり、水面よりやや上に来るようにセットしてみると、一番具合が良いかもしれません。
吐出口が水面より下にくると、まれにですがホース口径より小さい魚が入り込む恐れがありますので、充分な注意が必要です。

私は市販の3連スポンジタイプのフィルターを使っていたときに、ベタの稚魚を3匹ほど☆にした経験があります。
”フィルターの吐出口は水面より上”にするよう、肝に銘じましたが、時にはそんな事故もあるのだと思いました。

皆様も、市販・自作を問わず、フィルターのご利用にあたっては、充分な注意をされたほうが良いかと思います。。。

必ずお読み下さい。
※ここで紹介しましたフィルターは「まるる」個人が、個人の使用の目的で製作・使用するものであり、他人にその制作・使用を勧めるものではありません。また、このサイトを参考にして制作したツールにより、万が一事故が起きてもまるるは一切の責任はとりませんのでご了承下さい。


このページはフレーム内のページです。
直接このページへアクセスした場合はこちらからどうぞ>>TOP

トータル-今日-昨日