7.トレーニングをしよう 【ベタの飼い方】

さて、トレーニングと言っても、ベタが腕立て伏せや腹筋をするわけではありません。ヒレが良く開き、綺麗に見えるように訓練するというものです。この場合、特にオスのベタを訓練する事を目的としていることが多いようです。メスもフレアリングしますが、オスはひヒレも長く、よりエキサイティングな姿を見せることでしょう。

すでに説明しましたが、ベタがヒレを広げたときの姿はそれはとても美しいものであり、それをより発展させ、維持するためにこのトレーニングが必要になるのです。このトレーニングを「フレアリング・トレーニング」といいます。まさにベタの醍醐味でもあるフレアリングは、このトレーニング如何で変化を遂げることが多いにあることでしょう。

(1)トレーニングのやり方


@ ベタが2匹以上いる場合
a ベタが個別の容器でに飼育されている場合
ベタの入った容器を向かい合わせにすることで、フレアリングします。
b ベタが1つの容器で飼育されている場合
通常は不透明はプラ板などで仕切をしておき、トレーニング時に透明の仕切に変更する。
又は、通常は透明の板と不透明の板で仕切をしておいて、トレーニング時のみ不透明の板を外すようにすると簡単です。
A ベタが1匹の場合
a 鏡を使い、ベタの前に置く
鏡の前に来ると、ベタは闘争心を向き出しにして、フレアリングします。
b 飼主が相手になる場合(^^ゞ
あなたが相手になって、「ガオーガオー!」とやってみましょう。時に、これでもフレアリングすることがあるようです。(笑)
念のために言っておきますが、こちらの方法はあくまでも冗談の域です。。。


(2)トレーニングの時間


時間は通常10分から30分くらいで行います。
若魚は長時間でも構いませんが、老魚では疲れてしまいますので、その辺りを勘案して時間を決めてください。



(3)トレーニング時の注意点


ベタを2匹以上使ってトレーニングを行う場合、個体によりストレスを受けるものがでてくることがあります。
ストレスを受けると、ヒレが溶けたり、病気になり易くなったりしますので、ベタの中に萎縮してしまっているような個体が出てきたら、
フレアリングパートナーを代えてみましょう。
また、オスとメスでもフレアリングをしますが、これは繁殖の前段階である、お見合い時にさせることが多いです。

このページはフレーム内のページです。
直接このページへアクセスした場合はこちらからどうぞ>>TOP

トータル-今日-昨日