病気・怪我の治療、知識と対策
お急ぎの場合はここからどうぞ。
| ※各項目はあくまでも参考程度にして下さい。コンテンツの内容について治療などをする場合は皆様の自己責任でお願い致します。 |
①症状等から怪しいと思われる病気を推定できます
・・・■ 症状から調べる |
②病気の名前からその原因・症状・治療法を検索できます
・・・■ 病名から調べる |
まず初めにチェック！
病気は水槽内で発生する場合が多いですが、それに匹敵するのが「外部からの持ち込みによる感染」です。新しい魚や水草を水槽へ入れる前に、”トリートメントタンク（水槽）”（メイン水槽に対してトリートメント水槽です）で病気の確認などを行うことをおすすめします。
トリートメントタンクは、我が家の場合、魚用には３０ｃｍ水槽を使っています。必要に応じて数を増やしたりします。ベタの場合は２L位のプラ容器やビンを使うこともあります。
また、水草の場合には清水で洗い流し、貝などがついていないか２日間ほど様子をみます。その場合、３０ｃｍ水槽程度の大きさのプラケースやスチロール箱を使用することが多いです。
魚の場合、０．３％塩水に、グリーンFリキッドを使用して1週間～2週間程度薬浴させます。その間、魚の数にもよりますが、定期的な換水を行いながら薬浴を続けます。
換水するのは、感染した水を徐々に無くして行くことにも繋がります。その後、魚に異常が無いことを確認して、初めてメインとなる水槽へ移します。
トリートメントの意味は・・・
| ① |
病気を持ち込ませないための水際作戦。（魚の消毒みたいなものですね。。。） |
| ② |
魚の状態を確認するための初期的な手段。 |
| ③ |
気休め効果（例え「絶対に病気じゃないよ！」と言われたとしても、絶大な気休め効果があります。（笑）） |
さて、ここではトリートメントタンクの利用による「外部からの病原菌の持ち込み」を原因から省いて紹介していきますので、原因不明！心当たり無し！という方は、当然ですが、外部からの持ち込みを疑ってみるのもアリです。
そして、病気が発生したら、基本的にはそこで使われていた一切の器具、水草、入っていた魚にも病原菌が感染していると思いましょう。
水槽、ヒーター、フィルター等の器具は全て殺菌・消毒し、魚もできればトリートメントタンクにて様子を見る事をお勧め致します。
殺菌・消毒方法について
我が家では、スポンジ類は全て新品に、その他の器具類は赤ちゃん用の食器洗浄用洗剤で洗い、台所用漂白剤ハイター等で消毒殺菌します。
その後、日光にあてて乾燥させてから使用しています。
さて、上記のようなことを前提にご紹介させて頂きたいと思いますので、「原因」には”外部からの持ち込み”を、そして「対策・治療法」には”トリートメントタンクの利用”・”器具の洗浄及び殺菌・消毒”という内容がほぼ全ての項目に当てはまることをご了承下さいませ。
症状から調べる
①「症状」から推測してみよう！
※「症状番号」は整理番号であり、病名とはなんら関係の無いものです。
| 症状番号：００１ |
症状
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元気が無い。
餌を食べなくなった。
ほとんど全ての病気に関わる症状です。
あらゆる病気を疑いましょう。 |
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| 備考 |
質問：「NO」の場合は、次項目へ進んで下さい。病名の推定は、あくまでも推定でしかありませんが少しでも参考になれば幸いです。
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| 症状番号：００２ |
症状
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①体に白い綿（白濁）のようなものがついている。
②ヒレに白い綿（白濁）のようなものがついている。
③口の周りに白い綿（白濁）のようなものがついている。 |
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| 備考 |
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| 症状番号：００６ |
症状
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| 備考 |
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症状が確認できるものは全て怪しいです。
①飼いはじめたばかりですか？
水換えしたばかりですか？
水換えは不規則ですか？
水温管理をしていない？
水質を気にしていない？
YES（ｐHショック）
②エラを閉じなくなった。
YES（エラ病）
③呼吸が異常に早い。
YES①（ストレス）
YES②（エラ病）
これ以上推定できません。病名からご覧下さい。
その他、とりあえずグリーンFゴールドで薬浴させてみてはいかがでしょう？ |
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| 症状番号：０１１ |
症状
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| 備考 |
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症状が確認できるものは全て怪しいです。
①フンをしていないようだ。
YES（便秘）
②飼いはじめたばかりですか？
水換えしたばかりですか？
水換えは不規則ですか？
水温管理をしていない？
水質を気にしていない？
YES（ストレス）
③上記以外では・・・
推定：腹水病（エロモナス病） |
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| 症状番号：０１２ |
症状
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・ヒレや体表が赤くなっている
・鱗が取れている
・穴が開いている |
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| 備考 |
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| 症状番号：０１３ |
症状
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・体をこすりつけたりして痒そうだ
・５ｍｍ全後の寄生虫らしきものが体表やひれの付け根についている |
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| 備考 |
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| 症状番号：０１６ |
症状
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体表に傷がついている
（血がにじんだりしていることが確認できる場合もあります） |
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| 備考 |
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| 症状番号：０１７ |
症状
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・体表に米粒くらいの白い斑点がでている
・白くてモヤモヤしたものがついている。
・鱗やヒレがなくなったり、溶けてしまったりする |
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| 備考 |
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| 症状番号：０１８ |
症状
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・激しく泳ぐ
・目がうつろ・瞳孔が開いているように見える
・上層から低層へ死んだように沈んでいく
・体表粘膜の剥離 |
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| 備考 |
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| 症状番号：０１９ |
症状
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| 備考 |
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①購入したばかり
| → |
購入したばかりだと、環境変化でフレアリングしない場合があります。徐々に環境に適応させて、トレーニングをやってみましょう。 |
まるる流解決策の提案
| → |
落ち着くまで１週間ほど様子を見てからトレーニングしてみましょう。 |
②オス同士が長い間、隣で向かい合っていた。
| → |
長い間、オス同士が向かい合っている状態だと、慣れ合いになってしまい、フレアリングしなくなる場合があります。
新しい環境に慣れさせ、トレーニングをしてみましょう。 |
まるる流解決策の提案
| → |
１週間～２週間という具合に単独飼育し、他のベタが見えないように、完全にシャットアウトします。
その後トレーニングを開始してみましょう。 |
③メスである
| → |
メスはオスに比べると、フレアリングしないのがたくさんいます。
ほとんどの場合、フレアリングするようになるので、上記のような対策を実行し、トレーニングしてみてはいかがでしょう。
もっとも、気性の荒いメスも考えものなのですが。。。(^^;;; |
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| 症状番号：０２０ |
症状
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| 備考 |
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後項目参照
①病気の場合
| → |
別の項目から、当てはまるものを探してみて下さい。
特に「症状番号００１」など。 |
②病気以外の場合
| → |
水温低下
日本での秋から春先にかけては、熱帯魚である”ベタ”が苦手とする季節です。水温が２０℃を下回るようになったら、ぜひともヒーターを使いましょう。（詳しくはショップ等で聞いてみて下さい。） |
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| 症状番号：０２１ |
症状
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| 備考 |
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推定：世話の放棄・餌の必要以上の節約・騒音・異臭等による環境の悪化。
「そんなことないよ」という方は、「まさか～、勘違いだよな・・・」と思って自分を励ましましょう。（笑） |
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病名から調べる
②「病名」からみてみよう！
※「病気番号」は整理番号であり、病名とはなんら関係の無いものです。
| 症状 |
いくつもの症状が表れても原因は少ないことがほとんどです。 |
| 原因 |
根本的な原因を解決しないと、病気や怪我はまた再発します |
| 対策・治療法 |
原因の解消を追求します。 |
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| 病気番号：００１ |
| 病名等 |
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| 症状 |
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①元気がない
②じっとしている
③餌を食べない
④呼吸が早い
⑤泳ぎ方がちょっと変
⑥じっとしていて動かない
⑦色が薄く抜けてきている
⑧フンをしない |
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| 原因 |
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①水質が違い過ぎる
②水温の不安定
③自分より強いベタ（魚）にいじめられる
④いつもうるさい所に水槽を置いてある
⑤ライトが使われず、昼夜の区別が無い
（又はいつも明るすぎる、暗すぎる等、
特に明るすぎる場合には注意）
⑥換水サイクルが不定期又はマメすぎる |
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| 対策・治療法 |
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①水質の安定
②水温の安定
③単独飼育
④静かなところに水槽を設置
⑤ライトを使用する等、昼夜の区別をする
⑥換水サイクルの安定化と換水と飼育水の同等化 |
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| 備考 |
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○汲み置き水など、換水準備をしておくなど、水質の急変を避ける。
○水質の管理に常日頃から気を配る。
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| 病気番号：００２ |
| 病名等 |
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| 症状 |
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| 原因 |
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①水槽内の設置物（流木・底砂等）に接触した
②他の魚に噛みつかれた |
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| 対策・治療法 |
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①設置物の撤去・移動
②単独飼育や気性の激しい魚の移動 |
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| 備考 |
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○外傷から綿カビ、水カビなどの発症や病原菌の感染もありますので注意が必要です。
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| 病気番号：００３ |
| 病名等 |
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| 症状 |
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体表に細かい淡黄色の点が、粉をまぶしたようについている |
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| 原因 |
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過密飼育や濾過能力が低すぎることによる水質悪化、水質の急変により発生することが多い
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| 対策・治療法 |
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①塩水浴（０．２％～０．５％：水１Lに対して塩２～５グラム）
②市販薬での薬浴
・ニューグリーンF
・グリーンFリキッド等 |
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| 備考 |
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○ベタが最も良くかかる病気の1つ。
○塩水浴が効果的。０．２％濃度から０．５％まで徐々に濃くする。
○比較的簡単に治癒できる場合が多い。
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| 病気番号：００４ |
| 病名等 |
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| 症状 |
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体表に白点がついているのが見える。
初めは小さな白点が見える程度だが、徐々に白点の範囲が広くなり、末期には衰弱死する。 |
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| 原因 |
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コショウ病と同じような環境で発生することが多い。
水質と水温の不安定により「白点虫」と呼ばれる原生動物の一種が寄生する。 |
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| 対策・治療法 |
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①水温を２８度～３０度に上げる。
②塩水浴（０．２％～０．５％：水１Lに対して塩２～５グラム）
②鷹の爪を３ｃｍ位に刻んでストッキングなどで包んで水槽へ入れる（水１０Lに２本程度）
②市販薬での薬浴
・ニューグリーンF
・グリーンFリキッド等 |
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| 備考 |
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○伝染性が強く、エラに寄生すると呼吸が早くなり死に到ることもある。
○初期であれば①の水温治療で治ることが多い。
○鷹の爪＝乾燥した赤唐辛子のこと。
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| 病気番号：００５ |
| 病名等 |
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| 症状 |
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①体表やヒレ、口などに白い綿のようなものがついている。
※口についているときには「口綿病」などとも呼ばれ、食欲を無くしたりすることが多い。
（参照：次項「口腐れ病」）
②痒そうに水槽の底や流木などの設置物に体をこすりつける。 |
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| 原因 |
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①真菌であるカビがつくことにより発症する。
②ほとんどの場合、水質悪化が原因と見られるが”外部からの持ち込み”による場合も少なくない。 |
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| 対策・治療法 |
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①塩水浴（０．２％～０．５％：水１Lに対して塩２～５グラム）
②市販薬での薬浴
・メチレンブルー
・グリーンFリキッド等
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| 備考 |
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○初期であれば塩水浴で治ることが多い。
○治療開始時には水質の改善を並行して行う。 |
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| 病気番号：００６ |
| 病名等 |
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| 症状 |
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一般的には尾腐れ病と呼ばれる。感染する部位によりヒレ腐れや口と呼ばれる。
①尾ヒレに張りが無くなる。
②尾ヒレ溶ける。
③尾ヒレがバサバサ。
④白濁している。
⑤口が欠けている。
⑥ウロコが無くなる。
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| 原因 |
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①水質悪化・急変によるカラムナリス （フレキシバクター・カラムナリス）菌感染。
※水換の不備、過密飼育などに注意
②外傷からのカラムナリス菌感染。
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| 対策・治療法 |
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①塩水浴（０．２％から０．５％）
②ｐH値を６．５以下に落とす。
（薬浴と並行して行うと効果的のようです。※我が家比）
③市販薬での薬浴
・グリーンFゴールド
・グリーンFリキッド
・パラザンD
・メチレンブルー
他
「我が家流」
グリーンFリキッド+水温３０℃ |
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| 備考 |
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①カラムナリス菌の感染による細菌感染病である。
②感染力が強く、１日で死に到ることもある。
③感染範囲がひどくならないうちに、感染魚を隔離することが必要である。
④重症の場合は手に負えないので、他への感染を防ぐことが重要である。 |
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| 病気番号：００７ |
| 病名等 |
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| 症状 |
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①ヒレや体表から白っぽい粘液が出ている。
②体表に赤くな一出血のようなものが見える。
③鱗が逆立っている。
→（マツカサ病）
④眼球が飛び出している。
→（ポップアイ）
⑤腹部が膨らんでいる
→（腹水病）
⑥体に穴があいている
→穴あき病 |
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| 原因 |
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①水質悪化・急変によるエロモナス（エロモナス・ヒドロフィラ）菌の感染。
②水温の急変（特に低下時）
②餌の不良、飼育環境の不適による感染。 |
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| 対策・治療法 |
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①水質・環境改善
②市販薬での薬浴
・パラザン
・パラザンD
・エルバージュ
・グリーンFゴールド
③水温管理（治療）
（２８℃～３０℃）
「我が家流」
塩水（０．３％）グリーンFゴールド+水温３０℃ |
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| 備考 |
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①エロモナス菌は水中に常に存在しているが、伝染力は弱いため、健康な魚はほとんど感染しない。
②水質悪化やストレスなどにより体調が悪くなった時に感染することが多いため、普段からの水質・環境管理が重要である。
※飼育水が腐敗していたり、ｐH値の低下時に発生しやすい。
③一度感染するとなかなか直らないことが多い。 |
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| 病気番号：※００７補足 |
| 病名等 |
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| 症状 |
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①体表が盛り上がって鱗がはがれている。
②鱗やヒレに穴が開いている。
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| 原因 |
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現在はっきりした原因は分かっていないようです。
が・・・、考えられる原因としていくつかをあげておきます。
①環境の不適合によるストレス。
②ｐH値が高すぎることによる、体表粘膜の損傷。
③混泳水槽での突き合いによる外傷。
④エロモナスによる細菌性の外傷。
※エロモナス菌の感染
（エロモナス属非定型サルモニシダ菌）
⑤水槽内障害物による外傷。
などなど。。。 |
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| 対策・治療法 |
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①水温管理（治療）
（２８℃～３０℃）
②市販薬での薬浴
・グリーンFゴールド
・グリーンFゴールドリキッド
ニューグリーンF
・サンエース
・パラザンD
等
・グリーンFリキッド
(外傷の場合）も効果的
注！まるる流です。
①個室へ移動します。（PETボトルをカットしたもの）
②水温は２８℃から３０℃で通常の水槽に浮かべておきます。
③グリーンFリキッドで薬浴させます。
ほとんどこれで穴がふさがってきます。
症状がひどい場合は、別に環境を用意し、治療を徹底しました。（トラベタ♂で２回ほど治療経験しました）
④水草（そのときはカモンバを利用）を入れた水槽を用意。
⑤フィルターの他にエアレーションをかけて溶存酸素量を増やすようにしてみました。（溶存酸素量は、計測したわけではないので、増えたかどうかは不明です）
⑥グリーンFゴールドで１週間薬浴。（多分１０日くらいそのままにしたと思います）
⑦それでも治らなかったので、グリーンFリキッドに変更してみたら数日でふさがってきました。 |
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| 備考 |
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※穴あき病は原因が特定できない場合もあるが、エロモナス由来である場合が多い。
水質が悪化したり水温が低下したときなどに発生しやすいので日頃の水質・水温管理が重要である。
まるるのコメント：
小さな穴だと思って、甘く見ると、翌日には数倍の大きさになっていることもあります。
他の魚への感染は経験したことがありませんが、発見したら、念のために隔離して治療を行うと良いでしょう。
飼育されている方の多くは、塩や市販の粘膜保護剤などを利用したり、グリーンFリキッドで外傷の場合と同様に治療されていることが多いようですね。 |
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| 病気番号：００８ |
| 病名等 |
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| 症状 |
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①１ｃｍ全後の白くて細長いものが体にくっついている。
②体表、目、ヒレ、口などに白い糸状のものがついている。
③痒そうに、体をこすりつける。 |
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| 原因 |
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①イカリムシ（１ｃｍ前後）の寄生。
イカリムシと呼ばれる甲殻類の一種。”いかり型”の頭を体表に潜り込ませる。「ゆ・・・許せん！！」(-"-;)
②チョウ（５ｍｍ前後）等の寄生。
チョウと呼ばれる甲殻類の一種。”蝶のような形”をしている。魚から魚へ泳いで寄生する |
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| 対策・治療法 |
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①市販薬での薬浴
・リフィッシュ
・トロピカルN
・トロピカルゴールド
※成虫でも幼生でも可能であればピンセットなどで取り除いてから薬浴する。 |
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| 備考 |
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寄生した箇所から下記のような症状が併発する場合が多いので早期発見・早期治療が大切である。
①寄生箇所が充血し、傷が広がる。
②寄生箇所から細菌感染が起こる。
③寄生箇所から水カビが感染する。 |
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| 病気番号：００９ |
| 病名等 |
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| 症状 |
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①体表に米粒くらいの白い斑点がでている。
②白くてモヤモヤしたものがついている
③鱗やヒレがなくなったり、溶けてしまったりする。
※体表に白いモヤモヤがついている。・・・白点病や水カビ病に似ているので見極めが必要です。 |
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| 原因 |
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| 対策・治療法 |
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①塩水浴①塩水浴（０．２％から０．５％）
②市販薬での薬浴
・グリーンFリキッド
・メチレンブルー |
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| 備考 |
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①白点病や水カビに酷似するが、病原菌自体が違う。
②治療は白点病や水カビと同様の市販薬で効果がある。 |
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| 病気番号：００９ |
| 病名等 |
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| 症状 |
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①体表に米粒くらいの白い斑点がでている。
②白くてモヤモヤしたものがついている
③鱗やヒレがなくなったり、溶けてしまったりする。
※体表に白いモヤモヤがついている。・・・白点病や水カビ病に似ているので見極めが必要です。 |
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| 原因 |
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| 対策・治療法 |
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①塩水浴①塩水浴（０．２％から０．５％）
②市販薬での薬浴
・グリーンFリキッド
・メチレンブルー |
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| 備考 |
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①白点病や水カビに酷似するが、病原菌自体が違う。
②治療は白点病や水カビと同様の市販薬で効果がある。 |
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| 病気番号：０１０ |
| 病名等 |
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| 症状 |
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①呼吸が早い
②エラが閉じない
③エラの形が異常
④苦しそうで狂ったように泳ぐ |
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| 原因 |
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| 対策・治療法 |
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①塩水浴①塩水浴（０．２％から０．５％）
②市販薬での薬浴
・グリーンFゴールドリキッド+ニューグリーンFの併用
等
③水質改善（補助的）
・エロモナス菌への抵抗力をつけるように水質を改善し、魚の体力をつける。
・寄生虫の駆除 |
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| 備考 |
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※診断の困難な病気であり、日頃の観察が原因究明の鍵でもある。
「我が家流」
①ほかに感染しているような魚がいないか。
②鰓の中に寄生虫がいないか。
または体表などに寄生していないか。
③併発しているエロモナス由来の症状は出ていないか。
以上の判断で原因を追求しやすくなります。
エラは魚の命とも言える部分ですから、自分の命に代えても何とかしてあげましょう。(^^;;; |
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| 病気番号：０１１ |
| 病名等 |
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| 症状 |
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①激しく泳ぐ
②目がうつろ・瞳孔が開いているように見える
③上層から低層へ死んだように沈んでいく
④体表粘膜の剥離等 |
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| 原因 |
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| 対策・治療法 |
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ｐH値を適性にすることが必要です。
①市販補助薬品の利用
・ｐH調整剤
・水質安定・改善薬品
（商品名は複数ありますので店頭にて探してください）
②種水の利用
以前魚が入っていた水へ戻す。
（ショップ等で購入された場合、多めに飼育水を貰っておくことをお勧めいたします。）
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| 備考 |
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※ベタはヒレが大きく体表面積があるので、急激な水質・水温の変化にはショックを起こすことがある。
緩やかな変化には意外と強いと思います。
ｐHショックは、水合わせ時におきることが多いと思います。
確実に水合わせをするために、準備を万全にして臨みましょう。 |
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| 病気番号：０１２ |
| 病名等 |
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| 症状 |
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| 原因 |
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①水質悪化・急変、水温の急変、過密飼育・騒音・昼夜の不規則などによるストレス
②餌の不良 |
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| 対策・治療法 |
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①水質改善
②水温管理
③飼育環境の整備・改善
④設置場所の改善
⑤ライトの使用による昼夜の区別・・・規則的な生活リズム
⑥餌の改善等 |
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| 備考 |
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※生き物ですから、生活面では色々なストレスが溜まることがあります。
また、餌の不良も大きなウェイトを占めますので、日頃から複数の餌をローテーションするなどして、栄養の偏りや偏食を無くすようにしましょう。 |
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| 病気番号：０１３ |
| 病名等 |
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| 症状 |
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| 原因 |
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①ヒーターの故障による水温低下
②季節の変化による水温低下
などなど。。。 |
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| 対策・治療法 |
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①ヒーターの動作チェック
②水温が２０℃を下回るようになったらヒーターは必須です
（できれば２５℃前後で） |
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| 備考 |
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※水温の低下はベタの活性を下げるだけではなく、病気になり易い環境でもあります。例えば、白点病などは、場合によってかなり頻発し易くなりますので注意を。。。 |
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