繁殖させよう 05

 5.孵化までの道のり


<<目次>>

オスが面倒をみる
>エサ >照明 >水温
人工孵化の場合
>カビ防止


オスが面倒をみる

方法
そのままオスに面倒をみさせます。

2〜3日すると、徐々に卵がはじける様に稚魚が生まれるのが確認出来ます。

その瞬間を観ることが出来れば最高に感動すると思います。

>エサ
世話をしている期間中(孵化まで)は、絶食させます。
餌を与えると、食欲が出て食卵の危険性が高まります。

>照明
夜間も照明はつけたままにします。
(我が家の場合通常は20Wのライトですが、夜間は5Wのライトを作って対応しました。暗めの照明でも充分のようです。)

>水温
水温は28℃〜30℃くらいが孵化率も高く良いと思います。
また、孵化後に与えるブラインシュリンプの孵化率も高くなります。

※全て完全に孵化したらオスを別の水槽に移します。(次項参照)



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人工孵化の場合

方法
「ブライン孵化器」を使用する。
(ブライン孵化器は人工孵化の他、稚魚の餌となるブラインシュリンプを孵化させるために使いますので、そこんとこヨロシク!)



孵化器に産卵した水槽の飼育水と卵を移す。オスは別水槽に移して休養させてあげましょう。。
(産卵した水槽は孵化後の稚魚を移すのでそのままの環境で)



卵がグルグルまわる程度にエアレーションを調整する。



2日目以降、孵化してきたのが確認できたらエアレーションを弱くする。
(既に孵化した稚魚から水槽に移しても良い)



完全に孵化したら水槽に移します。(事項参照)。
途中でカビがでたら取り除く。水も交換する。

※ライトは特に必要ありませんが、水温は28℃〜30℃くらいが良いと思います。



>カビ防止
カビ防止のためにグリーンFリキッドなどを少し入れると良いです。

もちろんエアレーションをかけておくこともカビ防止の役に立ちます。

メチレンブルー系の薬品ですが、あくまでもカビ防止なので、入れすぎに注意しましょう。

私はうっすらと青く色がつく程度にしています。ま、別に入れなくても問題無いんですけどね・・・。



※ブライン孵化の裏技
ちなみに少量のブラインであれば、PETボトルをカットしたモノが使えますので簡単です。

容器にエッグを入れ、塩水を少量注ぐだけでOKです。

ちゃんとブラインは孵化しますので、赤虫との切り替え時期や、稚魚の数が少なくてブラインの量もあまり必要無い場合に便利です。

 こんな感じ(写真参照)に作って、温かくなるところ(水槽の上や照明の下など)に置いておくだけです。

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