まるるペットDEフィルター |
まるる流の手作りフィルターです。
ここでご紹介するタイプのもので、水深は25cmくらい必要なため、60cm以上の水槽に対応しています。
作り方で説明する部品を1.5Lペットボトルではなく、500mlタイプにしたり、重りとなる石の使い方で横置きにもできるので、水深があえば、60cmでなくても使えると思います。
ただし、メリットの保障はできません。あくまでもど素人の判断ですので。。。
必要なもの
括弧内( )は私が今回使用した材料の金額です。
チューブ ポンプからフィルターまでの長さが必要です。 4.5mで380円 (1m84円) |
カッター (Myカッターで0円) |
エアストーン 今回は2種類用意しました。 今回は小さい方(左)を1個使用しました。 (50円) |
ホース 外径22mm内径18mm 30cm位で充分です。 (42円/30cm) |
1500mlPETボトル とりあえず1本 (廃品利用0円) |
フィルターマット 2枚です。 これは6枚入りで298円でした。 (99円/2枚) |
フィルター用濾過砂利 適量です。 (既存水槽のものを利用したため0円) |
|
このほか、@万能はさみ(0円)・A穴をあけるためのドリル又は先のとがったもの(0円)・B油性マジック(0円)が必要です。 @はさみは大きくて使い易く、疲れないものがお勧めです。 A穴あけは、+ドライバーなどをライターで熱し、それをあててあけることが可能です。(ただし時間はかかりますが。。。(^^;;;) |
|||
制作費用合計:275円 フィルターを買うと、60cm水槽用のスポンジフィルターで1000円前後するため、費用は約4分の1程度になります。 ということは、4本作ってフィルター1個分・・・?かなりお得なフィルターだと思いますが、外観は気にしない方にのみお勧めです。(笑) |
スタート! マットを取り出します。 |
とりあえずフィルターの長さを決めるため、マットをあててみましょう。 |
マットの長さに合わせてマジックで印をつけます。 |
このあたりです。 クリック(拡大)して確認してみてください。 |
そこからカッターかハサミでカットします。 |
大体、上下同じ長さになりました。 |
今度は上の部分のくびれたところからカットします。参考までに印をつけました。 |
これがカット後です。 |
こんな感じにカットできればOKです。 |
マットと長さを比べてみました。 |
このあたりにマットが入ることになります。 |
次は穴開けの準備です。ボトルとホースに穴を開けますが、ドライバーを熱して開けることも可能です。時間はかかりますが・・・。 |
今回は5.5mmのドリル刃を使用しました。 |
次にボトルの下の部分にフィルター部分の四角い穴を開けます。 斜線の所がそうです。 |
このようにカッターでカットし・・・ |
・・・残りはハサミで切り取るほうが楽です。 |
このようになればOKです。均等に4箇所開ければOKです。柱になる部分は1.5cm〜2cmあれば充分な強度になると思います。 |
一度上下を合わせ、ホースを差し込んで長さを決めます。 |
このような長さにホースはカットしておきます。 |
ホースのフィルターマットをあてる部分に穴開けを施します。 穴開けは、ドリルがなければ、カッターで両方向からカットすると良いでしょう。 |
このようにどんどん開けて行きましょう。 指には開けないように注意しましょうね。(^^;;; |
私の場合、8方向から12個位ずつ開けましたので、約100個です。 |
砂利を用意します。量的には、PETボトルの下のところに入る程度で良いでしょう。 |
このようにジャラッろ入れちゃって下さい。 使い始めであれば、良く洗いましょう。 |
こんな感じで入っていればOKです。 |
次にマットをこのように2枚重ねて置きます。 |
ホースの穴の開いているほうを2cm位出して置きます。 |
ここから巻き始めます。 |
すると、このようになります。上に来るほうは少し細くなっているはずですね。 |
先ほど2cm位出したホースの先端を濾過用の砂利に埋めるようにフィルターマットをセットしてみましょう。 |
フィルターマットがはみ出さないように気を付けてセットします。ま、簡単ですが・・・。(^^;;; |
巻いたマットの端の部分がPETボトルの壁の所に来るようにすると、綺麗に収まります。 |
このようにマットの端の部分を調整しましょう。 |
下の方も微調整しておきます。 |
上の部分も綺麗に収まるように良く押し込んでおきましょう。 |
ここで、一度上部キャップをしてみましょう。 |
このようになれば完璧です。ホースは22mmでボトルの口径にぴったりです。 |
次に引っ掛け爪を作ります。この部分に5mm〜1cm位の切り込みを入れます。 |
これを3〜4箇所作ります。 |
拡大してご覧頂ければ分かり易いと思います。 |
この爪を内側に折り曲げてボトルの下の部分に引っ掛けます。 |
お分かりでしょうか? キャップの爪を下の部分に引っ掛けて外れないようにします。 |
ここまででほとんど完成です。これがフィルター本体となります。ホースの長さは水深に合わせて用意すれば便利でしょう。 |
今回はエアストーンを2種類用意しました。 これをチューブにつないでホース内部に落とします。 |
こちらでは内径とほぼ同じです。細かい泡が良ければこちらのエアストーンで・・・。 |
こちらはジャストサイズです。 泡の大きさは多少ばらつきますが、フィルター用としては充分だと思います。 |
思ったより、良く出来ました! いよいよ完成です。 あとは応用次第で、大きいモノも小さいモノも作ることができますね。 |
これが完成品です。 チューブ先端をポンプにつないで水槽内に沈めれば立派なフィルターになります。 |
いかがでしょうか。 今回作ったフィルターはこれで60cm前後の水槽に対応できると思います。500mlボトルで同じように作れば30cm水槽でも使えると思います。 一応、私が種水用に使っている60cmサブタンクに入れて様子を見てみましたが、これまでのフィルター(3連スポンジタイプ)と比べてみると、水流はやや大きくなったような気がします。 ホースの吐出口を斜めにカットしてあり、水面よりやや上に来るようにセットしてみると、一番具合が良いかもしれません。 吐出口が水面より下にくると、まれにですがホース口径より小さい魚が入り込む恐れがありますので、充分な注意が必要です。 私は市販の3連スポンジタイプのフィルターを使っていたときに、ベタの稚魚を3匹ほど☆にした経験があります。 ”フィルターの吐出口は水面より上”にするよう、肝に銘じましたが、時にはそんな事故もあるのだと思いました。 皆様も、市販・自作を問わず、フィルターのご利用にあたっては、充分な注意をされたほうが良いかと思います。。。 |
このページはフレーム内のページです。
直接このページへアクセスした場合はこちらからどうぞ>>TOP
トータル-今日-昨日 |